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Salesforceのスマホアプリ用にシンプルなタイルメニューを作る
SalesforceのスマートフォンアプリであるSalesforce for iOS/Android。Salesforceの場合、それがスマートフォンからのアクセスであったとしても、利用可能な情報や機能はPCからのそれとそう大差ありません。「新しい Salesforceモバイルアプリケーション」がリリースされて以降、Salesforce内の各アプリケーションへのナビゲーションはより改善されましたが、1タップでアクセスできるのはSalesforceのアプリケーションページや各オブジェクトのトップページ単位であるため、望んだページや画面へのアクセスにはそれなりの数のタップが必要だったりします。
そんな中で、頻繁に利用する画面にダイレクトにアクセスすることが可能なボタンを並べたタイルメニューをアプリ(Salesforce for iOS/Android)を立ち上げた最初の画面に配置しておくだけで、アプリの利便性は結構向上します。
それらしいタイルメニューを簡単に作成できる「CM TileMenu」
弊社、株式会社co-meetingでは、ちょい足しで効果を上げるLightningコンポーネント「CM Components 」として、単一用途、単一機能のLightningコンポーネントをいくつか販売しているのですが、その中に美しいタイルメニューを簡単に作れる「CM TileMenu」というコンポーネントがあります。
CM TileMenu – ページを際立たせるタイルメニューを今すぐ使う –
元々はデスクトップ画面で利用することを想定して作られたコンポーネントで、上記のようなアイコン中心のタイルメニューだけでなく、無料の写真素材(UnSplashを利用)を利用してそれらしく美しいタイルメニューを簡単に作れることをウリにしていました。
CM TileMenuは Lightningコンポーネントですから、デスクトップ画面のホームページだけでなく、Lighting Experienceのユーティリティバーや各オブジェクトのレコードページなど、Lightningコンポーネントを使えるどの画面にも自由に配置することが可能です。
ですので、せっかくなのでスマートフォンアプリでも使えるイメージを伝えるためにデモ画面を作ったところ、想像以上に便利で自社のSalesforce組織でもタイルメニューを作って利用しているわけです。
多機能なアプリにはランチャーのようなシンプルなメニューはまだまだ有効
今回ご紹介したようなメニューを最初の画面に設置するスタイルは、スマホアプリのUIデザインとしては少々古くさいものかもしれません。
ただ、実際にCM TileMenuで作ったタイルメニューはとても便利で、Salesforceのような極めて多機能なアプリケーションを利用する場合は、こうしたランチャーのようなシンプルなメニューはまだまだ有効だと感じます。
CM TileMenuはこちらのインストール手順に沿ってインストールを行えばSandbox環境であれば無制限に利用でき、本番環境でも30日間の無償トライアルが可能です。
試しにスマートフォン用のタイルメニューを作成して運用してみませんか?