Lightningアプリケーションビルダーから使用する(管理者向け)

LightningアプリケーションビルダーでCM KanbanBoardを使用するには以下のような手順で行います。

Lightningアプリケーションビルダーで新規アプリケーションを作成

設定画面のクイック検索で「アプリケーションビルダー」と入力し、[Lightning アプリケーションビルダー]を選択し、[新規]ボタンをクリック。

Lightningページはいくつかの種類ありますが、ここではLightning ExperienceのタブやSalesforce1のメニューとして追加できるアプリケーションページを作成します。詳しくはSalesforceのヘルプをご覧ください。

[アプリケーションページ]を選択します。

[表示ラベル]に適当なアプリケーション名を入力します。ここでは「商談カンバン」と入力します。

適当なレイアウトを選択します。ここでは1列を選択します。

すると、以下のようにLightningアプリケーションビルダーの画面が表示されます。

LightningアプリケーションにCM KanbanBoardコンポーネントを追加

画面左の[カスタム – 管理]に「CM KanbanBoard」というコンポーネントが表示されているので、それを画面中央の「ここにコンポーネントを追加」にドラッグ&ドロップします。

※2017/04/04現在Salesforceの不具合により、右サイドパネルのコンポーネントの属性のラベルや説明が表示されません。一旦ページを選択して、再度CM KanbanBoardコンポーネントを選択していただくと正常に表示されるようになります。

CM KanbanBoardコンポーネントの設定

例として、以下のような商談パイプラインを作成してみましょう。

その場合、以下のように設定します。

  • オブジェクトのAPI名: Opportunity
  • 列に使用する選択リスト項目のAPI名: StageName
  • カードのタイトルに使用する項目のAPI名: Name
  • カードに表示する項目のAPI名(中段左): Amount
  • カードに表示する項目のAPI名(中段右): Owner.Name
  • カードに表示する項目のAPI名(下段): Account.Name
  • フィルター1: 全ての商談
  • フィルター2: 来月クローズする商談 : CloseDate = NEXT_MONTH : Amount DESC
  • フィルター3: 私の商談 : : Amount DESC : mine

簡単に説明すると、[オブジェクトのAPI名]に指定したオブジェクトを[列に使用する選択リスト項目のAPI名]に指定した選択リスト項目毎に列に分けて表示し、一つのカード内に表示する項目を[カードのタイトルに使用する項目のAPI名]および[カードに表示する項目のAPI名]で指定します。[フィルター1-10]は右上に表示される絞り込み条件です。[フィルター1-10]は「[表示名]:[WHERE句]:[ORDER BY句]:[SCOPE句]」という形式で指定します。

コンポーネントの属性の詳しい説明は「CM KanbanBoardコンポーネントリファレンス」をご覧ください。

設定が完了すると以下のように中央部分にリアルタイムに反映されて表示されます。

Lightningページの有効化

右上の[保存]ボタンをクリックしてアプリケーションを保存した後に、その右の[有効化]ボタンをクリックします。
以下のダイアログが表示されるので、以下の設定をします。

  • [ページの設定]タブ: お好みの「アプリケーション名」「アイコン」を選択
  • [LITGHTNING EXPERIENCE]タブ: 表示先のLightning Experienceアプリケーションおよびタブの表示位置の選択
  • [SALESFORCE1]タブ: Salesforce1メニュー上の表示位置を選択

設定が終わったら、[保存]ボタンをクリックします。

Lightning Experience上で確認

Lightning Experienceを表示すると指定した位置に「商談カンバン」タブが追加されており、商談をカンバンボード表示できていることが確認できます。

CM KanbanBoardを使った商談パイプラインアプリケーションを作成し、公開することができました。

コンポーネントの属性を変更すれば、タスクの進捗管理、リードのステータス管理など様々な用途のアプリケーションを作成することができます。是非色々な使い方をしてみてください。